ワンオペでも大丈夫!赤ちゃんを1人でお風呂に入れる方法

「そろそろ一緒にお風呂に入りたいけど、1人でどうやって入れたらいいの?」
沐浴を卒業するころ、多くのお母さん・お父さんが感じる不安ですよね。

私自身、夫の単身赴任や残業で不在の時は、1人で息子をお風呂に入れていました。
最初はドキドキでしたが、コツをつかめば毎日のルーティンになっていきます。

この記事では、赤ちゃんの月齢・動き具合別に、1人でお風呂に入れる方法をわかりやすくご紹介します。

先に、いちばん大事なところだけ。

ワンオペのお風呂でつまずきやすいのは、洗っているときよりも「上がったあと」です。

お風呂に入る前に、バウンサー(ハイローチェアやクーハンでも大丈夫)にバスタオルを広げておく。これだけで、あとがぐっとラクになります。

時期別・赤ちゃんの待たせ方

赤ちゃんの時期待たせる場所いちばんのポイント
寝返りの前脱衣所(バウンサー、または床にバスマット+バスタオル)安全ベルトを締める/上がる前にタオルを広げておく
寝返りが始まったら浴室の中(バスチェア)目を離さない/床の滑りに注意
つかまり立ちのころ浴室の中(つかまって立てる場所)手についた石けんですべりやすい/シャワーの温度

この記事でわかること

  • 自分が洗っている間、赤ちゃんをどこで待たせるか
  • お風呂から上がったあと、どの順番で拭いて着せるか
  • 寝返りが始まって、待たせるのが不安になってきたときの切り替え方
  • 毎日ひとりでやらなくてもいい、という話

月齢別のくわしい流れは、このあと順番にご説明しますね。

寝返りをしない時期のお風呂の入れ方

①事前準備のポイント

ポイントは「バスルームの外で赤ちゃんを安全に待たせる場所を作ること」です。

待たせる場所の選択肢はいくつかあります。

  • バウンサー:安全ベルトで固定できるので安心。お風呂上がりのバスタオルをあらかじめ広げておくのにも便利
  • ハイローチェア:高さがあるので、着替えやケアがしやすい
  • クーハン:床に直接置けて安定感がある
  • ジョイントマット:低月齢のうちは使えるが、動き始めると上に登ろうとするので注意
バウンサーで安全に待つ赤ちゃんのイラスト

共通の注意ポイント

  • 安全ベルトはしっかり締める
  • 顔の周りにガーゼなど窒息の原因になるものを置かない
  • 冬は脱衣所を暖めておく。バスタオルで包んであげると冷え防止に

またお風呂上がりにすぐ対応できるよう、下着・おむつ・お洋服・ローション・綿棒をあらかじめ準備しておきましょう。リビングやいつもお着替えしている場所に置いておくと便利ですよ。

赤ちゃんのお風呂後の準備グッズのイラスト

②バスルームでの流れ

  1. 赤ちゃんを安全な場所に待たせる
  2. バスルームのドアを少し開けたまま自分の体を洗う(時々声をかけながら)
  3. 濡れた手を拭いてから、脱衣所で待っている赤ちゃんの洋服を脱がせる(夏はおむつ1枚に軽く何か掛けておくだけでもOK。冬はそのまま洋服を脱がせましょう)
  4. 抱き上げてバスルームへ
  5. 膝の上で赤ちゃんを洗う(沐浴と同じ要領でOK)
  6. 一緒に湯船に入る(のぼせないよう短時間で)
お母さんが膝の上で赤ちゃんを優しく洗っているイラスト

③お風呂から上がったあとの流れ

お風呂に入る前に、赤ちゃんを待たせていた場所(バウンサーなど)にバスタオルを広げておきます。ここが一番のポイントです。

  1. 赤ちゃんを広げておいたバスタオルの上に寝かせて、そのまま包む
  2. まず自分が体を拭いてパジャマに着替える
  3. 赤ちゃんを抱っこして、お着替えを置いてある場所へ移動
  4. 赤ちゃんのからだを拭いて、保湿をして着替えさせる

冬のポイント:自分が濡れたまま着替えると、頭まで冷えてとても寒いです。バスローブがあると便利ですよ。


沐浴、一緒に練習してみませんか?

新生児〜2ヶ月ごろは、まだ沐浴(ベビーバス)というご家庭も多い時期です。もあな助産院では、沐浴の練習と、沐浴の代行をしています。

  • 妊娠中の方は人形を使って、産後の方は実際に沐浴をする場所で練習します
  • お風呂に入れるのがしんどい時期に、代わりに入れることもできます

沐浴練習・沐浴代行 60分程度 3,000円(西都市・高鍋町の助産師ケア利用券が使えます)
ご予約は3〜4日前までにいただけると確実です。空きがあれば当日でもお受けできます。

くわしい内容はクラスやサービスのご案内をご覧ください。


動き出した時期(寝返り〜つかまり立ち)のお風呂の入れ方

寝返りを始めたら、バウンサーやハイローチェアでの待機は転落の危険があります。この時期はバスルームの中に一緒にいることをおすすめします。

バスチェアを使う方法

新生児から使えるリクライニングタイプのバスチェアがおすすめです。寝返り前から使い始め、成長に合わせて角度を変えられるので長く使えます。

バスチェアに座らせている間に自分の体を洗います。水や泡が顔にかからないよう気をつけながら、冬はこまめにシャワーや湯桶でお湯をかけて、赤ちゃんが冷えないようにしてあげましょう。

バスチェアに座ってにこにこしている赤ちゃんのイラスト

つかまり立ちができるようになったら

バスタブやお風呂の台に手をついて立たせた状態で体を洗えるようになります。手に石鹸がついているので滑り落ちに十分注意してください。髪や顔を洗い流す時は、子どもの呼吸と温度(火傷)に気をつけてシャワーをかけましょう。

バスタブのふちにつかまり立ちして笑っている赤ちゃんのイラスト

毎日1人でがんばりすぎなくていいです

1人でお風呂に入れる方法を紹介してきましたが、毎日となると赤ちゃんのご機嫌が気になったり、気合いが必要だったり…正直、疲れることもありますよね。

疲れた時は、誰かを頼っていいんです。

宮崎県では「ホームスタート」という、地域のボランティアが自宅を訪問して育児を一緒にサポートしてくれる取り組みが再開されました。料金はかからず、話を聞いてもらうだけでも利用できます。「こんなことで頼っていいの?」と思わず、ぜひ活用してみてください。

🔗 ホームスタート宮崎の詳細はこちら

まとめ

時期待たせる場所ポイント
寝返り前バウンサー・クーハンなどベルト固定・防寒
寝返り後バスチェア(バスルーム内)転落防止
つかまり立ち〜バスルーム内でつかまらせる滑り防止

最初はドキドキしますが、慣れてくると毎日のルーティンになっていきます。赤ちゃんのご機嫌がいい時間帯を選んで、無理せず試してみてくださいね。


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投稿者プロフィール

松田ゆかり
もあな助産院(宮崎市)院長。2003年に助産師免許を取得し、20年以上にわたり地域のお母さんと赤ちゃんに寄り添ってきました。もあな助産院は2012年に開業。乳房ケア(BSケア)・産後ケア・クレニオセイクラルセラピーなどを通して、母子のケアを行っています。「お母さんと赤ちゃんが安心して妊娠・出産・産後を過ごせるように。そして、おふたりがもともと持っている力を、しっかり発揮できるように——そんなケアを心がけています。」

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