保育園えらび

見学に行く前編

 4月から入園予定の方は、保育園やこども園の見学に行っているのではないでしょうか?

 保育園選びの判断要素にはなるのは、自宅からの距離や通勤事情であったり、口コミ、食のことであったり色々です。

 私がいまの保育園を選んだ理由は2つ。1つ目は息子の発達を一緒に見てもらえるところ、2つ目はとことん遊んで身体を動かすところでした。保育園に1歳から6歳まで通うので、この大事な時間をどう過ごしてほしいか、考えました。

 息子が保育園で過ごす日々をどう感じるかはのちのちにならないとわからないですが、今のところ音楽好きな息子は楽しく通園しています。

 この2つを私の中で大事だと考えた理由。それは、赤ちゃんのいろんな運動や感覚の発達が脳の機能を高めていくということを知ったからです。私はクラニオセイクラルセラピーを学び、そのご縁で先生から赤ちゃんの発達について知る機会をいただきました。
 いのちが子宮に宿って人間の形になるまで、魚類→両生類→爬虫類→哺乳類→人間と進化の過程をたどると言われています。そして、子宮から地球に誕生してからも、再び進化の過程をたどるそうです。その進化をしていく時にその魚類時代だったら魚類時代に必要だった能力を獲得していく。それが脳の機能にもつながっていくようです。
 大学で地球が誕生してからどうやって人間が誕生したか、といった講義もありました。環境の変化と共にこのままでは適応できないと判断した生き物たちが、その環境の変化に適応していくために運動器官・感覚器官などが発達し、それとともに脳が発展してきたのです。生命体が誕生してから人間が誕生するまで、約35億年かかったそうです。

引用・参考文献:看護のための「いのちの歴史」の物語

なので、生命の進化の過程である赤ちゃんの発達。首がすわる→寝返り→腹ばい(ずりばい)→ハイハイ→つかまり立ち→立つ→歩く。どの発達も脳の機能を高めていくのに、できるだけ飛び越さずに発達していくことが大事になります。そしてその後も運動器官や感覚器官は発達を続けていきます。
 とはいっても、うちの息子は両生類の腹ばい(ずりばい)をしないまま、四つ足動物のハイハイとなっていきました。ハイハイの前に腹ばいの状態でぐるぐる回ったり(両方)、後ろにさがったりまではできたのですが前に進むことがなかなかできませんでした。もし、ずりばいやハイハイをせずに立ったお子さまがいらっしゃいましたら、ぜひ遊びの中でずりばいやハイハイをやってみてください。トンネル作ってみたり、ローテーブルの下をくぐらせてみたりですね。

 現在息子はハイハイからつかまり立ち、つたえ歩きと発達してきました。もうすぐ1歳4ヶ月を迎える息子はゆっくり発達中。
 私がこれまで学んだ知識と息子のゆっくりとした発達もあり、一緒に息子の発達を見守って、相談できる保育園がよいなぁと思いました。そして、そういったことを意識して、とことん遊ぶ保育園がよいなぁと思い、今の保育園にしました。

 本に書いてあることは極端だなと思うところもあります。まだ最後まで読めてないですが、子どもが元々持っている力、運動、感覚の発達から脳の機能の高まりを科学的に関わってらっしゃる姿がすごいなぁと思います。

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