その利用券、妊娠中から使えます|西都市・高鍋町|宮崎・もあな助産院

「産後に、こんな制度があるって知らなかった」

「もっと早く相談すればよかった」

——産後のお母さんから、よく聞く言葉です。

この記事では、宮崎で助産院を開業している助産師が、妊娠中の今だからこそ知っておいてほしいことをお伝えします。まず、いちばん大事なことを先に。——西都市・高鍋町にお住まいの方は、その券をもう持っているかもしれません。そして、妊娠中から使えます。

🌿 この記事でわかること

  • 助産師ケア利用券は、妊娠届のときに配られています
  • 産後だけでなく、妊娠中から使えます
  • 妊娠中に使えること
  • 先につながっておくと、産後がラクな理由
  • 宮崎市など、券のない地域の方へ

その利用券、もう持っているかもしれません

西都市・高鍋町にお住まいの方には、助産師ケア利用券というものが配られています。

  • 妊娠届を出したときに、市町から配布されます(申請はいりません)
  • おひとり3枚
  • 1枚あたり 西都市=3,000円/高鍋町=3,500円
  • 料金から券の額を引いた差額だけのお支払いになります
  • お子さんが2歳になるまで有効です

母子手帳といっしょに受け取って、そのまましまってある——という方が、とても多いです。

もしお手元にあるなら、いま一度出してみてください。

産後だけでなく、妊娠中から使えます

ここが、いちばんお伝えしたいところです。

「産後に使うもの」だと思われている方が多いのですが、この券は、妊娠中から使えます。

妊娠中に使えるのは、たとえばこんなことです。

  • 妊娠中の相談——おっぱいのこと、お産のこと、産後の暮らしのこと
  • プレパパママクラス——ご夫婦で、産後の準備を
  • 沐浴練習——赤ちゃんが生まれる前に、抱き方やお風呂の入れ方を
  • 骨盤ケア

もちろん、産後の乳房ケアや育児相談、産後ヨガ、ベビーマッサージにもお使いいただけます。産後ケア専用の券ではありません。

(産後の使い方については、西都市・高鍋町の産後ケアの記事にまとめています。)

妊娠中につながっておくと、産後がラクな理由

産後は、調べる余裕がありません

産後のお母さんは、眠れていません。おっぱいのことで困っていても、スマホで調べて、どこに行くか決めて、予約をとる——その一連ができないんです。

「どうにかしなきゃ」と思いながら、何日も過ぎてしまう。それが、いちばんよくあることです。

一度会っていると、連絡しやすくなります

顔を知らない相手に、はじめて連絡するのは勇気がいります。とくに、しんどいときほど。

でも一度会っていれば、「あのときの人だ」と思って連絡できます。「こんなことで相談していいのかな」というためらいも、ぐっと減ります。

いちばんしんどいときに、「はじめまして」をしなくて済みます

産後の困りごとは、たいてい突然きます。おっぱいが張って眠れない、赤ちゃんが吸ってくれない、涙が止まらない。

そのときに、一から探さなくていい。これが、妊娠中につながっておくいちばんの意味だと思っています。

妊娠中に来ていただくと、こんな話ができます

  • おっぱいのこと——妊娠中の乳頭や乳房の状態を見せていただけます
  • 産後の暮らしのこと——誰に何を頼めそうか、一緒に考えます
  • 上のお子さんのこと——赤ちゃんが来たあとの生活について
  • 不安に思っていること——お産のこと、産後のこと、なんでも

「まだ生まれていないのに、行っていいのかな」と思われるかもしれません。どうぞ、いらしてください。妊娠中にお会いできるほうが、産後にできることが増えます。

宮崎市など、券のない地域の方へ

助産師ケア利用券があるのは、西都市・高鍋町にお住まいの方です。

宮崎市など、他の地域にお住まいの方も、自費でご利用いただけます。妊娠中のご相談も、もちろん承っています。

もあな助産院では、宮崎市・西都市・高鍋町・木城町・国富町・綾町・川南町・西米良村にお住まいの方をお受けしています。出張でのケアもしています。

ご利用の流れ

  1. LINEまたはお電話で、ご予約ください
  2. 「利用券を使いたい」とお伝えください(西都市・高鍋町の方)
  3. 当日、券をお持ちください
  4. お支払いは、料金から券の額を引いた差額のみです

券のことで分からないことがあれば、お住まいの市町の窓口にも確認できます。もあなにお尋ねいただいても大丈夫です。

まとめ

  • 西都市・高鍋町の助産師ケア利用券は、妊娠届のときに配られています(申請不要・おひとり3枚)
  • 1枚 西都市3,000円/高鍋町3,500円。差額のみのお支払いで、お子さんが2歳になるまで有効です
  • 産後だけでなく、妊娠中から使えます。妊娠中の相談・プレパパママクラス・沐浴練習・骨盤ケアなど
  • 産後は調べる余裕がありません。妊娠中に一度会っておくと、しんどいときにすぐ連絡できます
  • 宮崎市など券のない地域の方も、自費でご利用いただけます

「産後になったら」と思わず、どうぞ妊娠中にお声かけください。お会いできるのを楽しみにしています。

参考文献・補足

  • 助産師ケア利用券の制度内容・金額は、西都市・高鍋町の各窓口の案内に基づいています。変更される場合がありますので、詳しくはお住まいの市町にご確認ください
  • 本記事は、助産師としての実務経験をもとに作成しています

投稿者プロフィール

松田ゆかり
もあな助産院(宮崎市)院長。2003年に助産師免許を取得し、20年以上にわたり地域のお母さんと赤ちゃんに寄り添ってきました。もあな助産院は2012年に開業。乳房ケア(BSケア)・産後ケア・クレニオセイクラルセラピーなどを通して、母子のケアを行っています。「お母さんと赤ちゃんが安心して妊娠・出産・産後を過ごせるように。そして、おふたりがもともと持っている力を、しっかり発揮できるように——そんなケアを心がけています。」