夏の授乳、ママの水分は足りてる?暑い季節に気をつけたいこと|宮崎・もあな助産院
「授乳のたびに、のどがカラカラになる」
「赤ちゃんの水分は気にしてるけど、自分のことはつい後回し…」
宮崎の夏、暑いですよね。赤ちゃんの脱水や熱中症は気にかけていても、授乳しているお母さん自身の水分のことは、意外と忘れられがちです。
この記事では、宮崎で助産院を開業している助産師が、夏の授乳中のお母さんの水分補給についてお伝えします。
🌿 この記事でわかること
- 授乳中のママは、なぜ水分が失われやすいのか
- ママの水分不足のサイン
- 無理なく水分をとるコツ(カフェインとの付き合い方も)
- 夏の疲れと、おっぱいトラブルの関係
授乳中のママは、水分が失われやすい
母乳は、そのほとんどが水分でできています。つまり、授乳しているお母さんは、毎日、母乳として水分を赤ちゃんに渡しているということ。
そこに夏の汗が重なると、思っている以上に水分が失われます。授乳中に「のどがカラカラ!」と感じるのは、体が「水分がほしい」と教えてくれているサインなんです。
ママの水分不足のサイン
こんなサインがあったら、水分が足りていないかもしれません。
- のどが渇く(授乳のたびに強く感じる)
- おしっこの色が濃い・回数が少ない
- 頭が痛い、ぼーっとする
- 便秘ぎみになる
- なんとなく、だるい
赤ちゃんのおしっこはチェックしていても、自分のおしっこの色は気にしていないお母さん、多いんです。赤ちゃんに教えているのと同じことを、自分にもしてあげてくださいね。
無理なく水分をとるコツ
「1日◯リットル飲まなきゃ」と数字でがんばる必要はありません。こまめに、気づいたときにが基本です。
- 授乳のたびに、コップ1杯——授乳とセットにすると、忘れません
- 授乳する場所のそばに、水筒やペットボトルを置いておく——赤ちゃんを抱っこしたままでも飲めるように
- 水や麦茶(ノンカフェイン)、汁物も水分のうち——お味噌汁やスープも立派な水分補給です
- 冷たいものをがぶ飲みするより、常温や温かいものを少しずつのほうが、体にやさしいです
コーヒーや緑茶・紅茶などのカフェインは?
カフェインは、お母さんがとると母乳にも少し移ります(約1%)。赤ちゃんはカフェインを分解する力がまだ弱く、体に長く残りやすいため、授乳中はできるだけ控えめにするのが安心です。
水分補給の中心は、水や麦茶などノンカフェインのものに。コーヒーが好きな方は、ノンカフェイン(デカフェ)のコーヒーにするのもおすすめです。どうしても飲みたいときは、量を控えめに(国際的な目安では1日コーヒー1〜2杯まで)、授乳のあとに飲むと、影響がより少なくなりますよ。
水分と母乳の関係
「たくさん飲めば飲むほど、母乳が増える」というわけではありません。でも、しっかり水分をとることは、母乳を育てる土台のひとつです。水分が不足すると、母乳にも、お母さんの体にもよくありません。
とりすぎる必要はないけれど、不足はさせない。母乳のためにも、お母さん自身の体のためにも、しっかり水分をとってくださいね。
夏の疲れと、おっぱいトラブル
夏は、暑さで眠りが浅くなったり、食欲が落ちたり、知らないうちに疲れがたまりやすい季節です。
そして、疲労やストレスは、おっぱいのトラブル(つまり・乳腺炎など)の背景になっていることがあります。
「なんだか疲れたな」と感じたら、それはおっぱいからのサインが出る前の、大事な休みどきかもしれません。水分と一緒に、休息もとってくださいね。
(おっぱいの痛みやしこりが気になるときは、乳腺炎かも?の記事を。赤ちゃんの夏の過ごし方は、赤ちゃんの夏対策の記事をご覧ください。)
宮崎で授乳の相談をしたい方へ:もあな助産院
もあな助産院(宮崎市佐土原町)では、母乳相談・乳房ケア(BSケア)・産後ケアを行っています。
暑い夏、赤ちゃんのお世話でお母さんの体は思った以上に消耗しています。おっぱいのことはもちろん、「疲れがとれない」「少し休みたい」——そんなご相談も、大歓迎です。
ご予約:LINEまたはお電話で受け付けています。出張ケアもしています。
まとめ
- 授乳中のママは、母乳+夏の汗で、水分が失われやすい
- のどの渇き・おしっこの色・頭痛・だるさは、水分不足のサイン
- 「授乳のたびにコップ1杯」など、こまめに・無理なく。カフェインは控えめに(デカフェもおすすめ)
- しっかり水分をとることは、母乳を育てる土台のひとつ。お母さんの体を守るためにも大切
- 夏の疲れは、おっぱいトラブルの背景になることも。休息も大切に
赤ちゃんのことを一生けんめい見ているお母さんこそ、自分のことは後回しになりがちです。この夏は、赤ちゃんと同じくらい、自分の体も大切にしてくださいね。
参考文献・補足
本記事は、助産師としての臨床経験をもとに、一般的な医学情報(授乳中のカフェイン摂取に関するWHO・欧州食品安全機関の目安等)を参考に作成しています。
投稿者プロフィール
- もあな助産院(宮崎市)院長。2003年に助産師免許を取得し、助産師歴は23年。地域のお母さんと赤ちゃんに寄り添い続け、もあな助産院の開業から14年になります。乳房ケア(BSケア)・産後ケア・クレニオセイクラルセラピーなどを通して、母子のケアを行っています。「お母さんと赤ちゃんが安心して妊娠・出産・産後を過ごせるように。そして、おふたりがもともと持っている力を、しっかり発揮できるように——そんなケアを心がけています。」
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