産後のからだは「ゆっくり」が一番。助産師がお伝えしたい回復のヒント
こんにちは。宮崎市佐土原町で助産院を営んでおります助産師です。
出産を終えられたお母さん、本当にお疲れさまでした。
新しい命を迎えた喜びと同時に、ご自分のからだやこころの変化に戸惑っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
産後のからだは「大きなお仕事」を終えたばかり
赤ちゃんを10か月お腹で育て、出産という大仕事を成し遂げたお母さんのからだ。実は、見た目以上にたくさんの変化が起きています。
- 子宮が元の大きさに戻るまで、およそ6〜8週間
- 骨盤がゆっくり閉じていくまで、3〜4か月
- ホルモンバランスが整うまで、半年〜1年
「もう1か月経ったのに、なんだか疲れが取れない…」
そう感じるのは、決してあなたが弱いからではありません。
からだが一生懸命、回復のお仕事をしている証拠なのです。
産褥期に大切にしたい3つのこと
1. とにかく「横になる」時間を作る
昔から「産後は床上げまで21日間」と言われてきました。これは先人の知恵。立ち仕事や長時間の抱っこは、骨盤の回復を遅らせてしまうことがあります。赤ちゃんが眠っているときは、家事よりもまずご自分の休息を優先してくださいね。
2. あたたかい食事で内側から労わる
宮崎は新鮮なお野菜やお魚に恵まれた土地。具だくさんのお味噌汁や、根菜の煮物など、からだをあたためてくれるお料理がおすすめです。冷たい飲み物は少しお休みして、白湯やほうじ茶で内臓もほっとさせてあげましょう。
3. 「がんばらない」を許してあげる
お部屋が散らかっていても大丈夫。お惣菜の日があってもいい。今は赤ちゃんとお母さんの回復が、何よりも大切な時期です。
こんなサインがあったら、無理せずご相談を
- 悪露がなかなか減らない、急に量が増えた
- 夜眠れない、涙が止まらない
- 腰や恥骨の痛みがつらい
- 母乳のトラブル(張り・しこり・痛み)
「こんなこと聞いてもいいのかな」と思うようなことでも、どうぞ遠慮なくお声かけください。当院では産後ケアや母乳相談、骨盤ケアも行っております。お母さんがほっと一息つける場所でありたいと願っています。
最後に
赤ちゃんの命を守るために、お母さん自身を大切にすること。それは決して「わがまま」ではなく、何よりも尊いことです。
宮崎の青い空と海のように、おおらかな気持ちで、ご自分のからだとこころに耳を傾けてあげてくださいね。
あなたのがんばりを、いつもそばで応援しています。
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