出産に向けて妊娠中にできること|宮崎市・もあな助産院へ
「出産、ちゃんと準備できているかな?」と不安になっていませんか?
初めての出産を前に「何をどう準備すればいいの?」「陣痛が来たらどうしよう」「赤ちゃんのお世話、できるかな?」——そんな不安を感じるのはごく自然なことです。
でも、妊娠中にできることはたくさんあります。体づくり・知識の準備・パートナーとの話し合い・環境の整備。一つひとつ丁寧に準備していくことで、出産・育児への自信が生まれます。
この記事では、助産師の立場から妊娠中にできる準備をわかりやすくまとめました。
① 体づくり・体のケア
適度な運動を続ける
妊娠中の適度な運動は、体重管理・腰痛予防・体力づくりに効果的です。ウォーキング・マタニティヨガ・マタニティスイミングなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。お腹が張ったり体調が悪いときは無理せず休むことが大切です。
骨盤底筋を鍛える
骨盤底筋は出産時にとても重要な筋肉です。妊娠中から「締める・ゆるめる」を繰り返すキーゲル体操を取り入れることで、お産の力を養い、産後の回復にもつながります。いつでもどこでもできるので、習慣にしてみましょう。
体を柔らかくして骨盤を整える
お産のとき、赤ちゃんが通ってくる道は骨盤です。また、骨盤の状態によって子宮の位置や傾きも変わってくるといわれており、骨盤を整えておくことは、妊娠中の快適さやお産、そして産後の回復にもつながっていきます。
だからこそ、骨盤ケアは産後に始めるのではなく、妊娠中からコツコツ続けることが大切です。無理のない範囲でのストレッチで体を柔らかく保ち、骨盤に負担をかけない姿勢を心がけてみましょう。体調や経過によってできることは一人ひとりちがうので、かかりつけの産婦人科や助産師に相談しながら進めると安心です。
体を冷やさない
冷えは子宮の血流を妨げ、赤ちゃんへの栄養・酸素の供給にも影響します。腹巻き・靴下・湯船での入浴など、日ごろから体を温める習慣をつけましょう。
栄養バランスのよい食事
鉄分・葉酸・カルシウム・たんぱく質を意識した食事を心がけましょう。特に葉酸は神経管閉鎖障害の予防のため、妊娠初期から積極的に摂ることが推奨されています。
② 出産の知識を身につける
お産の流れを知る
陣痛の始まり方・進み方・分娩の流れを事前に学んでおくと、いざというときに落ち着いて行動できます。「知っている」というだけで、不安がかなり和らぎます。
お産の時の過ごし方
陣痛が始まったばかりの頃は、お産までまだ時間がかかることが多いといわれています。あわてず、おうちでゆったり休み、食べられるときに軽く食事をとり、こまめに水分補給をしながら体力を蓄えておきましょう。
陣痛の合間には、ゆっくり長く息を吐く呼吸を意識すると、体の緊張がほぐれやすくなります。姿勢に「こうしなければいけない」という決まりはありません。歩く、四つんばいになる、クッションやバランスボールにもたれるなど、そのとき一番楽に感じる姿勢で過ごして大丈夫です。
音楽やアロマ、部屋の明かりを落とすなど、自分が安心できる環境づくりもおすすめです。パートナーには、腰をさすってもらったり、飲み物を渡してもらったり、「大丈夫だよ」と声をかけてもらうだけでも心強いものです。
病院や助産院へ連絡・移動するタイミングは、陣痛の間隔や破水の有無などによって一人ひとり違います。妊婦健診のときに、かかりつけの先生や助産師と事前に確認しておくと安心ですよ。
呼吸法・リラクゼーションを練習する
陣痛の痛みを和らげるために、呼吸法(ラマーズ法など)やリラクゼーションの練習は非常に効果的です。パートナーと一緒に練習しておくと、お産のときに心強いです。
バースプランを考える
「どんなお産にしたいか」「立ち会いはどうするか」「痛みへの対応はどうしたいか」など、自分の希望をまとめたバースプランを作っておきましょう。医療スタッフに希望を伝える大切なコミュニケーションツールになります。
③ 赤ちゃんのお世話を学ぶ
初めての育児は、事前に学んでおくと安心です。沐浴(赤ちゃんのお風呂)の方法・授乳のコツ・おむつの替え方・赤ちゃんの泣きへの対応など、基本的なお世話を妊娠中に練習しておきましょう。
もあな助産院のマタニティクラス・プレパパママクラスでは、沐浴練習や赤ちゃんのお世話を実際に体験しながら学べます。パートナーと一緒に参加することで、育児への不安が自信に変わります。

④ パートナーと話し合っておくこと
出産の立ち会いについて
立ち会い出産を希望する場合は、パートナーにも事前に準備してもらいましょう。お産の流れや自分にしてほしいサポートを具体的に伝えておくことが大切です。
産後の家事・育児分担
産後すぐのお母さんは体の回復に専念する必要があります。家事の分担・育児休業の取得・頼れるサポート体制など、産前にしっかり話し合っておきましょう。
緊急時の連絡・行動の確認
陣痛が来たとき・破水したとき・緊急時の連絡先・移動手段など、いざというときのシミュレーションをしておきましょう。特に夜間・休日・パートナーが不在のときの対応も考えておくと安心です。
⑤ 入院・産後の環境を整える
入院バッグを準備する
妊娠34〜35週ごろを目安に入院に必要なものをまとめておきましょう。母子手帳・保険証・印鑑・着替え・洗面用具・産褥パッド・授乳用ブラなど、いつでも持ち出せる状態にしておきます。
赤ちゃんを迎える部屋を整える
ベビーベッド・ベビー布団・肌着・おむつ・沐浴グッズなど、赤ちゃんに必要なものを準備しましょう。必要最低限をそろえ、産後の生活に合わせて追加していくのがおすすめです。
産後のサポートを確保する
産後は誰かの手助けが必要です。実家への里帰り・パートナーの育休取得・産後ケアサービスの利用など、産後のサポート体制を妊娠中から整えておきましょう。
マタニティクラス・プレパパママクラスで一緒に準備しましょう
もあな助産院では、妊娠中のお母さんとパートナーが一緒に出産・育児を学べるマタニティクラス・プレパパママクラスを開催しています。
お産の流れ・呼吸法・沐浴練習・産後のケアなど、実践的な内容を助産師が丁寧にお伝えします。「何から準備すればいいかわからない」「パートナーにも一緒に学んでほしい」という方は、ぜひご参加ください。
まとめ
出産に向けた準備は、体づくり・知識・パートナーとの連携・環境整備の4つが柱です。「完璧にやらなきゃ」とプレッシャーをかけすぎず、できることから少しずつ進めていきましょう。
不安なことや疑問があれば、ひとりで抱え込まずにいつでもご相談ください。もあな助産院のスタッフが一緒に考えます。
投稿者プロフィール
- もあな助産院(宮崎市)院長。2003年に助産師免許を取得し、助産師歴は23年。地域のお母さんと赤ちゃんに寄り添い続け、もあな助産院の開業から14年になります。乳房ケア(BSケア)・産後ケア・クレニオセイクラルセラピーなどを通して、母子のケアを行っています。「お母さんと赤ちゃんが安心して妊娠・出産・産後を過ごせるように。そして、おふたりがもともと持っている力を、しっかり発揮できるように——そんなケアを心がけています。」
最新の投稿

冷え2026-06-28赤ちゃんはなぜ脱水しやすい?理由と見守りのポイント|宮崎・もあな助産院


冷え2026-06-27赤ちゃんの夏対策:あせも・脱水・冷房のこと|宮崎・もあな助産院


冷え2026-06-21西都市・高鍋町の産後ケアをもあな助産院で|使い方と申し込み

子育て2026-06-20新生児が寝ない…生まれたての赤ちゃんの昼夜逆転はいつまで?|宮崎・もあな助産院
