身体が温かいことのメリット|宮崎市・もあな助産院へ

あなたの体、冷えていませんか?

「手足がいつも冷たい」「なんとなくだるい」「疲れがとれない」——そんな症状が続いていませんか?これらは体の冷えのサインかもしれません。

特に産後のお母さんは、出産による体力消耗・授乳・睡眠不足などで体が冷えやすい状態にあります。「冷えは万病のもと」という言葉があるように、体を温めることは健康の基本。この記事では、身体が温かいことのメリットを助産師の立場からわかりやすくお伝えします。

体温と健康の深い関係

人間の体は、体温が一定に保たれることで各臓器や細胞が正常に働きます。理想的な体温は36.5〜37.0℃とされており、この範囲を下回ると体のさまざまな機能が低下することがわかっています。

体温が1℃下がると、免疫力は約30%低下すると言われています。逆に体を温めて体温を上げることで、免疫細胞の働きが活性化されます。

身体が温かいことの主なメリット

① 免疫力がアップする

体温が上がると、白血球やNK(ナチュラルキラー)細胞などの免疫細胞が活発に働きます。風邪をひきにくくなるだけでなく、ウイルスや細菌への抵抗力が高まります。産後は免疫力が落ちやすいため、体を温めることが感染症予防にもつながります。

② 血流が改善される

体が温まると血管が拡張し、血液の流れがスムーズになります。血流が改善されると、全身の細胞に酸素と栄養が届きやすくなり、老廃物も排出されやすくなります。肩こり・腰痛・頭痛など、血流不足が原因のつらい症状の改善にも効果的です。

③ 代謝が上がる

体温が上がると基礎代謝が高まり、エネルギーを消費しやすい体になります。産後の体重管理や体の回復にも、温活は重要な役割を果たします。

④ ホルモンバランスが整いやすくなる

女性ホルモンの分泌は体温や血流と密接に関係しています。子宮や卵巣まわりの血流が改善されると、ホルモンバランスが整いやすくなります。産後の月経再開や、不調の緩和にもつながります。

⑤ 自律神経が整う

体を温めることで副交感神経が優位になり、リラックス状態になります。育児や睡眠不足でストレスがたまりやすい産後のお母さんにとって、体を温める時間はこころの安定にもつながります。

⑥ 腸の働きが活発になる

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、免疫機能や自律神経とも深く関わっています。腸を温めることで蠕動運動が活発になり、便秘の改善や腸内環境の向上も期待できます。

⑦ 疲労回復・睡眠の質が上がる

体が温まると筋肉の緊張がほぐれ、疲れがとれやすくなります。就寝前に体を温めると深部体温が下がりやすくなり、質の高い睡眠につながります。

体が温かいことの7つのメリットをアイコンで円形に並べたイラスト

産後のお母さんに「温活」が特に大切な理由

出産は大量の出血をともなう大仕事。産後の体は体力・血液ともに消耗しており、冷えやすい状態が続きます。また、授乳中は母乳に栄養と体温が使われるため、お母さん自身が冷えを感じやすいのです。

産後の冷えを放置すると、以下のような不調につながることがあります。

  • 産後の疲労がなかなかとれない
  • 母乳の出が悪くなる
  • 月経不順・婦人科系の不調

だからこそ、産後こそ積極的に体を温めることが大切です。

日常でできる温活の方法

  • 湯船につかる:1ヶ月健診で特に問題がないことを確認してから。シャワーだけでなく湯船にゆっくりつかる(38〜40℃が目安)
  • 3つの首を温める:首・手首・足首を冷やさない(スカーフ・レッグウォーマーなど)
  • 腹巻きをする:お腹・腰まわりを温めて内臓の冷えを防ぐ
  • 温かい飲み物をとる:白湯・生姜湯・ルイボスティーなど
  • 体を温める食材を食べる:生姜・ねぎ・にんにく・根菜類など。また味噌・納豆・甘酒などの発酵食品も腸内環境を整え、体を温める効果があります
  • 軽い運動をする:ウォーキングやストレッチで血流を促す

イトオテルミーで体の芯から温める

もあな助産院では、イトオテルミーという温熱刺激療法を取り入れています。イトオテルミーは、専用の熱線で皮膚に温熱刺激を与える日本の伝統的な温熱刺激療法です。体の表面から深部までじんわりと温め、神経や血液の流れに働きかけます。

血流の改善・自律神経のバランスを整える・疲労回復・冷えの緩和などに効果があるとされており、産後の回復をサポートするためにおすすめしています。「なんとなく体がだるい」「冷えがひどい」「産後の不調が続いている」という方は、ぜひ一度ご体験ください。

イトオテルミーの詳細・ご予約はこちらからご確認いただけます。

まとめ

体を温めることは、免疫力・血流・代謝・ホルモンバランス・自律神経・睡眠の質など、健康のあらゆる面に好影響を与えます。特に産後のお母さんには、温活を日常の習慣にすることをおすすめします。

「体が冷える」「疲れがとれない」と感じたら、まずは湯船につかること、3つの首を温めることから始めてみてください。そしてより本格的に体の芯から温めたい方は、もあな助産院のイトオテルミーにぜひいらしてください。

投稿者プロフィール

松田ゆかり
もあな助産院(宮崎市)院長。2003年に助産師免許を取得し、助産師歴は23年。地域のお母さんと赤ちゃんに寄り添い続け、もあな助産院の開業から14年になります。乳房ケア(BSケア)・産後ケア・クレニオセイクラルセラピーなどを通して、母子のケアを行っています。「お母さんと赤ちゃんが安心して妊娠・出産・産後を過ごせるように。そして、おふたりがもともと持っている力を、しっかり発揮できるように——そんなケアを心がけています。」