赤ちゃんのスキンケア|沐浴練習または育児相談は宮崎市のもあな助産院へ
赤ちゃんのお肌、正しくケアできていますか?
「湿疹が出てきた」「乾燥しているみたい」「どんな保湿剤を使えばいいの?」——赤ちゃんのお肌のことで悩むお母さんはとても多いです。
赤ちゃんの肌は大人の約半分の薄さで、外からの刺激や乾燥にとても敏感。でも、正しいケアを続けることで肌トラブルの多くは予防・改善できます。
この記事では、助産師の立場から赤ちゃんのスキンケアの基本と、月齢別のポイントをわかりやすくお伝えします。

赤ちゃんの肌の特徴
赤ちゃんの肌は生まれた直後から急速に変化します。主な特徴を知っておきましょう。
- 角層(かくそう)が薄い:大人の約半分の厚さで、外部刺激を受けやすい
- 水分が蒸発しやすい:皮脂や天然保湿成分が少なく、乾燥しやすい
- 皮膚のバリア機能が未熟:アレルゲンや細菌が侵入しやすい
- 汗腺は大人と同じ数:体が小さいのに汗腺の数は大人と同じため、あせもができやすい
だからこそ、「清潔にする」「保湿する」「こすらない」という3つの基本が大切です。
スキンケアの3つの基本
① 清潔にする(洗う)
赤ちゃんの肌には皮脂・汗・うんちなどの汚れが付きやすく、そのまま放置すると炎症の原因になります。ベビー用の泡タイプ石けんやシャンプーを使い、手でやさしく洗うのが基本です。
- ガーゼやタオルでこすらない(摩擦が肌を傷める)
- 石けんはしっかり洗い流す(残留すると刺激になる)
- 頭・耳の裏・首のしわ・わきの下・股のしわも忘れずに
② 保湿する
お風呂上がりは肌の水分が蒸発しやすいため、5分以内に保湿するのが理想です。全身にやさしく塗り広げましょう。
- ローション・クリーム・ワセリンなどベビー用を選ぶ
- 1日2回(朝・風呂上がり)が目安
- 乾燥しやすい季節は回数を増やしてもOK
③ こすらない・刺激を与えない
拭くときはやさしく押さえるように。衣類はなるべく綿素材を選び、タグが直接肌に当たらないよう気をつけましょう。
月齢別スキンケアのポイント
新生児〜生後1ヶ月
生まれてすぐは、ママのホルモンの影響で一時的に皮脂が多い状態です。顔や頭に「乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)」が出ることがありますが、多くは自然に改善します。ベビー用石けんで丁寧に洗い、保湿することが大切です。
生後2〜4ヶ月
ホルモンの影響が薄れ、皮脂分泌が急に減る時期。乾燥による湿疹が出やすくなります。保湿ケアを毎日続けることがとても重要な時期です。
生後5ヶ月〜
よだれが増え、口まわりがただれやすくなります。食事が始まると食べ物がついてかぶれることも。口まわりにワセリンを薄く塗っておくと保護になります。あせももできやすい時期なので、汗をこまめに拭いて清潔を保ちましょう。
よくある肌トラブルとケア
乾燥・湿疹
保湿剤を1日2〜3回丁寧に塗りましょう。2〜3日続けても改善しない、または範囲が広がる場合は小児科・皮膚科を受診してください。
あせも(汗疹)
汗をこまめに拭く、通気性のよい服を着せる、室温を上げすぎないことが大切です。悪化するようなら受診を。
おむつかぶれ
うんちやおしっこの刺激が原因です。こまめにおむつを交換し、お尻をぬるま湯で洗い流してやさしく押さえて拭きましょう。ワセリンやおむつかぶれ用クリームで保護するのも効果的です。
乳児湿疹・アトピー性皮膚炎
繰り返す湿疹・かゆみが強い・広範囲に広がるなどの場合は、自己判断せず小児科・皮膚科を受診しましょう。早めのケアがとても重要です。
保湿剤の選び方
赤ちゃん用の保湿剤はさまざまな種類があります。肌の状態に合わせて選びましょう。
- ローション:伸びがよく全身に使いやすい。乾燥が軽い場合に
- クリーム:しっかり保湿したいときに。乾燥が気になる部分に
- ワセリン:肌の保護に優れる。口まわり・おむつまわりにも使える
「無香料・無着色・アルコールフリー」のものを選ぶと安心です。初めて使う製品は、腕の内側などに少量塗って様子を見てから全身に使いましょう。
スキンケアのタイミングと習慣化のコツ
毎日のスキンケアは、赤ちゃんとのスキンシップの大切な時間でもあります。お風呂上がりにやさしく保湿しながら、赤ちゃんに話しかけてあげてください。触れることで赤ちゃんは安心感を覚え、親子の絆も深まります。
「洗う→保湿→着替え」の流れをルーティンにすると続けやすくなります。
まとめ
赤ちゃんのスキンケアの基本は、「清潔にする・保湿する・こすらない」の3つです。特別な道具は必要なく、毎日の積み重ねが赤ちゃんの肌を守ります。
「どんな保湿剤を使えばいい?」「湿疹がなかなか治らない」など、お肌のことで気になることがあれば、もあな助産院の育児相談や沐浴練習でいつでも相談してください。一緒に考えましょう。
